小国、酒田で車とクマの衝突相次ぐ 

 小国町と酒田市で31日、車とクマの衝突が相次いだ。小国町では午前0時半ごろ、伊佐領の国道113号で、町内の60代男性の乗用車がクマとぶつかった。小国署によると、男性が直進中、30メートルほど前をクマ3頭が右から飛び出し、このうち体長60センチほどの1頭とぶつかった。クマはやぶの中に引き返していったという。

 酒田市では午後5時20分ごろ、落野目で市内に住む40代女性の軽乗用車がクマと衝突した。酒田署の話では、女性が走行中、道路脇の最上川河川敷から飛び出してきた体長80センチほどの1頭とぶつかった。バンパーがへこんだが、自走できる状態だった。

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