どうも!うみまるです。10月に入って気温も下がり、半袖では肌寒く感じる季節となってきましたが、みなさんは体調を崩されたりしていませんか?
さて、突然ですが、みなさんは「灯台」というものをご存じかと思いますが、管理しているのが「海上保安庁」だということはご存じですか?
灯台は、船が陸地や自分の位置を知るための目印としての役割を持っていて、陸への乗揚げといった海の事故を防ぐのに役立つ施設で、基本的にはうみまるたちが管理しているんです。
ちなみに11月1日は、日本初の洋式灯台である「観音埼灯台(神奈川県横須賀市)の建設工事が始まった日に因んで、「灯台記念日」となっていて、今年で155周年となります。
敦賀海上保安部では、みなさんに「灯台のことをもっと知ってほしい!!」と考え、11月11日土曜日(ポッキーの日)に越前岬灯台の内部を足元からてっぺんまで、一般公開しちゃいます!!
そこで今回は一般公開の前に越前岬灯台についてかる~く、ゆる~く紹介したいと思います。
越前岬灯台は、83年前の昭和15年3月29日に初点灯された鉄筋コンクリート造の灯台で、今は平成20年11月21日に交代された2代目の灯台になっています。
福井県越前町の越前岬の断崖上に建っている越前岬灯台で海面からの高さが131メートルの場所に設置されていて、灯台の頂上からは日本海が一望できる絶景が広がってます。
海を照らす光の強さはなんと20万カンデラもあるんだよ!すごくね?・・・
あれ・・・Oh?なんかみんなの反応が薄いなぁ?カンデラってなに?どのくらいかって?
カンデラは光の強さ(光度)を表す単位で、家庭で使用される40Wの蛍光灯が370カンデラ前後と言われているので、約540倍にもなり、とても強い光だということがよくわかりますよね。
そしてこの強い光はおよそ39km先まで届きます。孤独感を感じてしまう大海原では灯台の光は人が住んでいる場所を示す道標のような役割も持っていると、うみまるは思っています。
以前の海保日誌で紹介した立石岬灯台は険しい山道を登らなければたどり着くことはできませんが、越前岬灯台は山道を登る必要はありません。
整備された道を車で登ることができ、灯台の近くには駐車場があるので、ドライブついでに気軽に立ち寄ることができるのもこの灯台の魅力の一つです。
灯台の話についてはここまでとして、越前岬灯台がある越前町は越前ガニが有名な土地となっています。越前ガニを食べるついでにでも立ち寄ってみてはいかがですか?
今回の越前岬灯台の一般公開にぜひお越しください!勿論うみまるも見に行こうと思っています。
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P.S.次回の一般公開は、すいせんの花とのコラボになるかも・・・(敦賀海上保安部・うみまる)