【大井・ハイセイコー記念】タテノショウグンが8馬身差圧勝…御神本「すごい脚で走ってくれる」

10月31日、大井競馬場で行われた11R・ハイセイコー記念(S1・2歳オープン・ダ1600m)は、御神本訓史騎乗の1番人気、ダテノショウグン(牡2・大井・森下淳平)が快勝した。8馬身差の2着にライゾマティクス(牡2・浦和・小久保智)、3着にクルマトラサン(牡2・船橋・張田京)が入った。勝ちタイムは1:42.5(良)。

2番人気で吉原寛人騎乗、ピコイチ(牡2・大井・澤佳宏)は、6着敗退。

1着 ダテノショウグン
御神本訓史騎手
「レースをスムーズに進めることができ、無事5連勝で重賞を勝たせることができてホッとしています。レースしやすいなとは思っていましたし、頭数もそんなに揃わなかったので、有力馬を見ながら進めて行こうと思っていました。(道中の馬の感じは)リズムよく運んでくれました。この馬はいつも直線ではものすごい脚で走ってくれるので、直線を向くまでうまく誘導してあげられればという思いで騎乗しました。今日も変わらずいい脚でした。今日はダテノショウグンを応援していただきありがとうございました。矢野騎手が今開催から復帰しましたが、大事に育ててきた馬ですので重賞を勝つことができて安心しました。矢野騎手も今日、復帰後初勝利をあげましたので、馬も人も頑張っていきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました」

森下師「年明けから始動」

ハイセイコー記念・ダテノショウグンと御神本訓史騎手 (C)東京シティ競馬

森下淳平調教師
「まずはホッとしました。勝ち方も強かったです。初めてでタフな馬場で走るのでやってみないと分からない部分があったんですけど、気にせずしっかり走ってくれたので改めて力をつけているなと感じました。ジョッキーと話をして外枠だったので先行馬の動向を見ながら前目のポジションで追走できればと話をしていたんですけど、本当に理想どおりの競馬をしてくれて馬もジョッキーも上手に競馬をしてくれたと思います。(次走の予定は)5回使わせてもらいましたので年内は競馬使わずに調整して、年明け、雲取賞辺りから始動できればと思います。この競馬ならクラシックでも戦える水準の馬だなと感じましたので交流元年は中央馬を迎え撃てるような馬に育てていきたいなと思います。いつも応援ありがとうございます。強い勝ち方をしてくれましたが、馬は2歳馬なのでまだまだこれからどう成長するか分からないですので大事に育てて中央とやれるような強い馬に育てていきたいと思いますのでまた応援よろしくお願いします」

ダテノショウグン 5戦5勝
(牡2・大井・森下淳平)
父:バンブーエール
母:ウートゥルメール
母父:マンハッタンカフェ
馬主:鈴木雅俊
生産者:大北牧場

【全着順】
1着 ダテノショウグン 御神本訓史
2着 ライゾマティクス 森泰斗
3着 クルマトラサン 張田昂
4着 ドウザン 笹川翼
5着 イチニチショチョウ 菅原涼太
6着 ピコイチ 吉原寛人
7着 ゼイトク 藤田凌
8着 ルートヴィヒ 本田正重
9着 ケテンドリーム 藤本現暉
10着 ポッドマーフィー 和田譲治
11着 ビッティンキバラ 矢野貴之

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