今季は出番なし…苦境のセルティックDF小林友希がJリーグ復帰の可能性

今年1月に神戸からセルティックへ完全移籍した小林友希[写真:©︎CWS Brains, LTD.]

セルティックに所属するDF小林友希(23)が、1月に退団する可能性があるようだ。『フットボール・スコットランド』が伝えた。

ヴィッセル神戸の下部組織で育った小林。FC町田ゼルビアや横浜FCへの武者修行を経て、2021年1月に神戸へと戻ると、出番を増やすことに。2023年1月にセルティックへと完全移籍した。

アンジェ・ポステコグルー監督(現トッテナム監督)が連れてきた選手の1人だが、2022-23シーズンは7試合の出場に終わることに。今シーズンはジャパンツアー中の横浜F・マリノス戦で負傷交代すると、その後はレンジャーズ戦でベンチ入りしたものの、それ以外の試合はベンチ外となっている状況だ。

ブレンダン・ロジャーズ監督の下では評価されていない小林。『フットボール・スコットランド』は「肥大化したチームの整理を行う中、8選手が移籍候補者に」と報道。小林もその中の1人としてピックアップされた。

小林について『フットボール・スコットランド』は「1月にアンジェ・ポステコグルーと契約したが、左サイドの日本人センターバックはまだうまくいっていない」と評価。「スコットランドでの試合のフィジカルに対処できるほど頑丈には見えず、完全移籍にせよレンタルにせよ、母国に戻る可能性がある」と、Jリーグへの復帰の可能性を指摘した。

左利きのCB、23歳という年齢を考えれば、当然小林を欲しがるクラブはあるはず。古巣の神戸もその1つと考えられ、このまま試合に出られない状況が続くようであれば、小林のJリーグ復帰も十分に考えられそうだ。

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