マンチェスター・シティのドイツ人GKシュテファン・オルテガが正守護神の座を目指した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。
2022年夏にビーレフェルトからフリーでシティへと加わったオルテガ。守護神を務めるブラジル代表GKエデルソンのバックアッパーとして、カップ戦を中心に出番を得ている。
先月21日のプレミアリーグ第9節ブライトン戦では、代表帰りのエデルソンに代わり、リーグ戦でも先発。そんなオルテガはドイツ『11 Freunde』のインタビューに応じる中で、正守護神の座を手にしたいという自らの野心について語った。
「マンチェスター・シティでナンバーワン(正守護神)になりたい。そうでなければ、ここに来ることはなかっただろう」
また、チームメイトのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを例に出しながら、シティの選手たちの勝利への執念の強さにも言及。これこそオルテガが求めていたものだったという。
「技術的に言えば、アーリングは一番のサッカー選手ではない。彼は単純にすごいストライカーなんだ。ペナルティーエリア内で6人のディフェンダーに囲まれたとしても、彼はボールを収め、ゴールを決める。この貪欲さがあるんだ」
「それが他のチームとの大きな違いなのかもしれない。そのことについてはトレーニングからも見て取れる。何か勝たなければいけないことがあると、すぐにスイッチが入るんだ。僕はいつもそういうものを求めてきた。成功に執着するグループの一員になることをね」
エデルソンとのポジション争いについても触れ、切磋琢磨する良い関係が築けていると主張した。
「(これまでは)うんざりするようなGKグループもあった。そうなるとすぐに孤独を感じてしまう」
「マンチェスター・シティでは互いに支え合っている。クールなチームの中でもクールなチームだ。そしてエディ(エデルソン)も、この競い合っている状況が僕たちを後押ししてくれていることに気づいていると思う。それが彼の背中を押しているし、僕も同様だ」