元日本代表MF柏木陽介が今季で現役引退… 広島、浦和でいち時代 「かけがえのない最高のサッカー人生」

FC岐阜は1日、元日本代表MF柏木陽介(35)の今シーズン限りでの現役引退を発表した。

サンフレッチェ広島ユース出身の柏木。2006年にファーストチームへ昇格し、レギュラーに定着すると、2010シーズンからは浦和レッズでプレー。2021年には規律違反により、J3のFC岐阜へと移籍していた。

日本代表として11キャップを数える柏木は、広島で通算139試合、浦和で通算409試合に出場。岐阜でもここまで61試合に出場し、今シーズンはリーグ戦22試合でプレーしている。

柏木はクラブを通じてコメントを残している。

「私、柏木陽介は2023シーズン限りで引退することを決断いたしました」

「プロサッカー人生18年。こんなにも長くサッカー選手を続けられたことは感謝しかありません。サンフレッチェ広島、浦和レッズ、FC岐阜。全てのチームに感謝です」

「サンフレッチェ広島はプロサッカー選手としての幹を作り、育ててくれた場所。浦和レッズはプロの厳しさ、そして最高の喜びを教えてくれた場所。FC岐阜は自分をもう一度サッカー選手として迎え入れ、しっかりと前を向かせてくれた場所。自分にとって全てが感謝でしかありません」

「サッカー選手、柏木陽介に携わってくださった全ての皆様にありがとうを伝えたいと思います。かけがえのない最高のサッカー人生でした。心からありがとうございました」

「残りわずかとなりましたが、今シーズン、最後までチームのために全力で戦います!」

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