【目撃】市街地にイノシシ出没…1日に神社で40キロのオスが捕獲されるも前日目撃の個体とは別か(静岡・下田市)

31日 午前1時ごろ、静岡・下田市の市街地で撮影された映像。2頭のイノシシが歩道をゆっくりと歩く姿をとらえています。その後も深夜の市街地を“徘徊”するイノシシ。そのうちの1頭は住宅街の方に歩いていきました。

そして、11月1日、下田市内の神社でイノシシ1頭が捕獲されました。猟友会によりますと、わなにかかったのは市街地で見つかったイノシシとは別の個体とみられ、重さ40キロほどあるオスだったということです。

その下田市では1日、イノシシとシカの狩猟が解禁されたことをうけ、地元の猟友会や県の鳥獣保護管理員らが狩猟者にチラシを配布。狩猟中の事故に気を付けるよう注意を呼び掛けました。

(県賀茂農林事務所 伊澤 聡 課長)

「標的の方向、撃つ方向など撃っていい場所か今一度確認してお願いしたい」

一方、10月、伊豆半島では約100年前にいなくなったとされていたツキノワグマが河津町で捕獲されました。県の担当者は「ことしはクマの目撃情報が多いので狩猟中に鈴などをつけてクマに出会わないよう気を付けてほしい」と話しています。

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