走り去る人物が“防犯カメラ”に…マンションで男女2人が切り付けられた殺人未遂事件続報(浜松市)

浜松市のマンションで、男女2人を刃物で切り付けたとして41歳の男が逮捕された事件で、現場近くの防犯カメラの映像を入手しました。防犯カメラには、事件直後に走り去る人物が映っていました。

暗い夜道を一目散に走り去る人物。事件現場付近の防犯カメラの映像です。

被害女性からの110番通報から、わずか数分後、現場の方向から走り去る人物を防犯カメラが捉えていました。

さらにその後、警察官とみられる人たちが続々と集まり、周辺を調べている様子がわかります。

この事件は、10月、自称・派遣社員の男が、浜松市東区のマンションの一室で、元交際相手の30代女性と、女性と同居していた60代男性を刃物で切りつけ殺害しようとした疑いで逮捕されたものです。

男は、6月に地裁浜松支部からこの女性に対するストーカー規制法違反で懲役6か月、保護観察のついた執行猶予3年の有罪判決を受けていました。判決によりますと、男は被害女性のために多額の出費をしたのに、交際を解消された後、ほかの男性と交際している様子だったため、裏切られた気持ちになり犯行に及んだということです。また、7月には警察に対して「女性に連絡したくなってしまう」と相談し、指導を受けていました。執行猶予期間中に犯行に及んだ41歳の男。殺人未遂などの容疑については認めているということです。

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