やり投げ、北口榛花が練習再開 「自分のペースでパリへ準備」

写真撮影でポーズをとる陸上女子やり投げの北口榛花=東京都内

 陸上女子やり投げで8月の世界選手権で初優勝した北口榛花(JAL)が1日、パリ五輪が控える来季に向け、東京都内で練習を再開した。既に代表入りを決めている大舞台へ「かなり休んだので動けるか心配なところもあるが、自分のペースでパリに向けて準備していく」と決意を語った。

 今年は自身が持つ日本記録を2度更新して大躍進し、9月中旬に試合を終えた。約1カ月半のオフの間は家族旅行などで英気を養った。年内は国内で鍛錬し、年明けに拠点のチェコに移る予定。この日はストレッチやジョギングなどで軽めに汗を流し「来年の1~3月にどれだけ練習できるかは、11月と12月の練習にかかっている」と話した。

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