【ハロウィンP横24時】「渋谷は来ないで」・・・でも広島の夜は大盛り上がり! 平日夜でも大混雑 パルコ横~本通り

東京・渋谷では「来ないで」と異例の呼び掛けもあったことしのハロウィン。広島市中心部の盛り上がりはどうだったのでしょうか。

末川徹 記者:
「午後9時前の広島市本通りです。前を歩くのが怖いですね。ひっきりなしに人が通っています。1年前にこの辺りからハロウィーンの様子を取材したんですけど、ここまでではなかったです。去年の2~3倍くらい。去年はコロナ禍でみなさんマスクをしていた。ことしは外して楽しんでいる方が多い」

制服ギャル

― ことしのハロウィーン人の多さは?
「息苦しいですね・・・。」

― きょうは何のコスプレ?
「制服ギャルです! みんなで写真撮って思い出残します」

猫のナース

「こんなに人が多いと思ってなかった。平日なのに」

― 渋谷では「ハロウィーン来ないで!」と呼びかけがあったが…
「青春なのにね。(呼びかけは)意味あるのかなと思う」

カープ菊池選手

― ことしのハロウィン、“菊池選手的” にはどうですか?
「コロナ禍が終わって去年から増えてきたと思う。ことしはさらに増えてきて、まだまだコロナやインフルエンザがはやりつつあるので、感染予防は大切だと思う。コスプレするっていうのも、ストレス発散させる場所・ルールを守って楽しく仮装をして楽しく過ごしたらいい」

取材を始めたのは、午後5時。その3時間後には徐々に人出が増えて、多くの仮装姿で本通りが埋め尽くされていました。

DJ OZMA

「氣志團が好きで、DJ OZMAのコスプレをしてます。逆に普段からリーゼントでやってるんで、普段からけっこうハロウィンみたいな…」

マクドナルド

「マックです! マックが好きだから。自前で作りました。総額1000円くらいです」

ハロウィンに参加したその多くは、親子連れの子どもや、10代後半から20代。手軽に手に入る仮装グッズで楽しんでいました。

しかし、中には本気の仮装も…

ミリタリー系

― それは何の衣装ですか?
「ミリタリー系の衣装ですけど、ハロウィンらしく体中を光らせて…」

― 総額いくらくらい?
「すべて合わせて20万円くらい。目立ちたい…、目立ってなんぼみたいな」

ダースベイダー

「自分でカスタマイズして…。30万円くらい」

― そんなにお金をかけてだいじょうぶ?
「子どもも独立したので好きなことをやってみようかな…」

― おいくつなんですか?
「57歳です」

そして取材開始から6時間…。本通り商店街の人混みはひと段落。

しかし…

現在、時刻は午後11時半を回りました。パルコ横のアリスガーデンなんですが、この時間もまだ多くの仮装客で盛り上がっています。

アリスガーデンにいる人たち:
「めっちゃ多いですね、歩けない」
「あっちで外国人が踊っているのが一番危ない」
「めちゃくちゃ圧迫されている。疲れました」
「治安がよろしくない。0時過ぎたので帰ってほしいです」

取材ディレクター:
「(パトカーサイレン音)パトカーが来ました。どうしたんでしょうか」

青山高治 キャスター:
「警察24時みたいなVTRの終わり方でしたが、気になる終わり方でしたが現場にいたスタッフによると、おそらくちょっとしたもめ事のようなことがあったようで事件ではなく、すぐに警察も撤収したようです。ただアリスガーデンの横は深夜1時を超えても人混みは途絶えなかったそうです。本通りが渋谷みたいになっているそうです」

コメンテーター 平尾順平 さん:
「なかなか行きたいなと共有できるところは少ないんですけど、いろんな地方においても祭りが少なくなっていて、若い人たちが一緒に遊べる場所なのかなと思う一方で、ルールは最低限守らないといけないと思う」

中根夕希 キャスター:
「仮装すること自体は悪いことだとはもちろん思わないですし、いっぱい写真撮ってみなさんでいい思い出作りにはいいと思いますけど、夜遅くなったり、他人に迷惑をかけたりだけは気をつけた方がいい」

青山高治 キャスター:
「インタビューに答えてくれた人の中でも、路上での立ち飲み飲酒は気になるとか、ゴミの残骸が多くて残念だったとか、来年は警備を配置した方がいいのでは、とかいろんな意見があった。そういったことを来年のハロウィンにつなげていければ」

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