JR貨物列車と接触して転倒するも起き上がり立ち去る 遮断棒降りた状態で踏切に入ったか 広島

2日未明、JR広島駅近くの踏切で貨物列車が人と接触する事故がありました。接触した人物はその場を立ち去ったということです。

事故があったのは、広島市南区のJR山陽線新白島駅から広島駅間の大須賀踏切です。

JRによりますと、2日午前4時すぎ、福岡発名古屋行きの貨物列車が踏切内にいた人と接触しました。

警察によりますと、列車と接触したのは男性とみられ、列車の先頭付近と接触して転倒したあと、起き上がってその場から立ち去ったということです。男性の行方はその後、見つかっていないということです。

当時、踏切は警報器が鳴って遮断棒が降りた状態だったということです。

この事故の影響で、JR山陽線や呉線、可部線がそれぞれ上下ともにおよそ2時間にわたって運休し、およそ6000人に影響がでたということです。

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