秋の褒章 “関の刃物”で産業振興 関刃物産業連合会長に「藍綬褒章」 高品質ハサミの技術革新や市場拡大に尽力 受章は東海3県の68人1団体

学術や芸術などの分野で優れた業績を残した人や団体に贈られる秋の褒章の受章者が発表されました。

東海3県で「秋の褒章」の受章者に選ばれたのは、愛知で33人と1つの団体、岐阜で16人、三重で19人です。

このうち、岐阜県関刃物産業連合会の会長、鈴木良春さん(72)は産業の振興などに優れた業績を挙げた人に贈られる「藍綬(らんじゅ)褒章」を受章しました。

鈴木さんは1976年に刃物メーカーを設立し、高品質なハサミの技術革新や国内外の市場拡大などに努めてきました。

(鈴木良春さん)
「関の刃物は世界ブランドになりつつある。高品質で素晴らしい品物を作らなければ将来はない」

鈴木さんは「今後も業界の発展に貢献していきたい」と意欲を燃やしています。

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