テイラー・スウィフト、『1989』再録盤が発売5日間で全米にて100万枚を超えるセールスを記録

データ・トラッキング会社ルミネートへの報告によると、テイラー・スウィフトの『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』は、発売から5日間(2023年10月27日~31日)で、全米で100万枚を超えるセールス(フィジカル)を記録した。さらに、テイラーが2022年にリリースした『ミッドナイツ』(10月26日までの2023年の売上枚数77.8万枚)を上回り、すでに今年トップの売上枚数を記録している。『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』が7月の発売以来74.2万枚を売り上げ第3位となっていることから、テイラーは現時点で今年の売上TOP3を占めている。

『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』は、7月13日に終わる週に50.7万枚を売り上げた『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』の初週を超えて2023年最大の売上週も更新した上、2022年10月27日に終わる週に114万枚を売り上げた『ミッドナイツ』の初週に次いで全アルバムの中で最高の売上週を記録した。

『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』が100万枚の大台を突破したことで、テイラーのアルバムが1週間で100万枚以上を売り上げたのは、『ミッドナイツ』、『レピュテーション』、オリジナルの『1989』、『レッド』、『スピーク・ナウ』の初週に続いて6作目となった。ルミネートが1991年にセールスの電子追跡を開始して以来、別の6アルバムがそれぞれ1週間で100万枚以上を売り上げた唯一のアーティストだ。

ルミネート時代に1週間で100万枚以上を売り上げたアルバムは合計で25例あった(23作品)。そのうちの1枚、アデルの『25』は、100万枚以上を売り上げた週が3回あった。

『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』のセールスは、多種多様のコレクタブルな形態で提供されていることで増進されている。全15種類のフィジカル・フォーマットは、カラー・ヴァイナルが5種、CDが8種、カセット・テープが2種となっており、アナログ盤5種のうち、ボーナス・トラック1曲(「Sweeter Than Fiction」)を含むカラーは米ディスカウント百貨店チェーンのターゲットで販売されている。また、21曲入りの通常版と22曲入りのデラックス版(ケンドリック・ラマーがフィーチャーされたアルバム収録曲「Bad Blood」の再録ヴァージョンが追加)がデジタル・ダウンロードでも購入可能だ。

ストリーミングに関しては、『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』の配信版に収録された21曲は、解禁から5日間で合計3億700万回以上のオンデマンド公式ストリーミングを記録した。これはテイラーの4枚の再録アルバムの中で、総再生数が最も多い週となった。彼女の再録プロジェクトで過去最大の再生数を記録したのは、『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』の初週で、30曲で3億323万回を記録した。テイラーの全アルバムで最大の再生数を記録したのは、『ミッドナイツ』の初週で、5億4,926万回だった。

ルミネートの集計週は11月2日に終了する。このアルバムの最終的な初週売上枚数は、11月5日に発表される予定で、米ビルボードの総合アルバム・チャートである“Billboard 200”(11月11日付)で好スタートを切りそうな勢いだ。『1989(テイラーズ・ヴァージョン)』がBillboard 200の首位を獲得すれば、テイラーにとって13作目のNo.1アルバムとなり、自身が持つ女性による最多記録を更新することになる。

© 株式会社阪神コンテンツリンク