ローマの2クラブがリーズのイタリア代表FWに関心、エバートンとの争奪戦に?

冬の移籍市場でイタリア代表FWウィルフレッド・ニョントは注目の的に?[写真:Getty Images]

リーズ・ユナイテッドのイタリア代表FWウィルフレッド・ニョント(19)に対して、セリエAからの関心が強まっているようだ。

インテルの下部組織出身であり、昨夏にスイスのチューリヒからリーズへ完全移籍したニョント。10代にしてプレミアリーグのクラブで主力の座を掴むと、リーグ戦24試合で2ゴール4アシストを記録した。

しかし、そのリーズが昨季にプレミアリーグから降格すると、イタリア代表でも存在感を強めていたニョントはトップリーグでのプレーを望み、今夏には移籍リクエストを提出。しかし、クラブが売却を断固拒否する姿勢を示し、エバートンからのオファーをはねつけたことで、結局リーズにとどまることになった。

しかし、イギリス『TeamTalk』によるとニョントはまだチャンピオンシップ(イングランド2部)脱出を諦めず、来年1月の移籍を模索。夏に引き続きエバートンが関心を示すほか、母国クラブのローマ、ラツィオも獲得に動く可能性があるようだ。

ただし、2500万ポンド(約45億8000万円)以上とも伝えられる移籍金はイタリアのクラブにとって高額である一方、2027年夏まで契約を残すニョントについてリーズ側に条件を譲歩する意思はなし。選手が移籍を強行しようとすれば、夏に引き続き再び騒動が起こる可能性も考えられる。

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