マディソンの後塵を拝して存在感希薄に…トッテナムがロ・チェルソを来年1月に売却へ

トッテナムで存在感希薄のロ・チェルソ[写真:Getty Images]

トッテナムがアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソ(27)の売却を目指しているようだ。

トッテナムでなかなか居場所を築けぬロ・チェルソ。加入1年目の2019-20シーズンこそ公式戦37試合でプレーも、2年目からは控えに回り、昨年1月から昨季までの1年半はビジャレアルへと貸し出された。

今夏のプレシーズンではアンジェ・ポステコグルー監督に好印象を与えたとも伝えられていたが、結局は新加入MFジェームズ・マディソンの後塵を拝す格好に。今季ここまでプレミアリーグ2試合24分間、EFLカップ(カラバオ・カップ)1試合45分間のプレーにとどまっている。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、トッテナムはロ・チェルソを来年1月に売却する方針で一致。半ば構想外となっているアルゼンチン産のクラックに対し、1500万〜2000万ポンド(約27億4000万〜36億6000万円)のオファーで売却を容認する意向とのことだ。

トッテナムはプレミアリーグで首位を走る一方、EFLカップは敗退済み。欧州カップ戦に参戦していないなか、FAカップのない現在は無理にターンオーバーを敷く必要もなく、年内のロ・チェルソのプレータイム増加は見込めないと考えられている。

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