アニメの貴重資料堪能 高岡で松原秀典展

松原さん(左)の解説で展示を眺める関係者=2日午前9時20分、高岡市立博物館

 高岡市出身の人気アニメーター松原秀典さんの個展「松原秀典展」(富山新聞社主催)は2日、高岡市立博物館で開幕した。現代日本を代表するアニメーターである松原さんが手掛けた作品や貴重資料が並び、大勢の人が堪能した。

 富山新聞の創刊100年を記念した「アニメEXPO(エキスポ)」のメイン企画として開かれた。

 展示では「この世界の片隅に」や「エヴァンゲリオン」シリーズ、「サクラ大戦」の原画やイラスト、キャラクター設定資料など200点以上を展示する。開会式では後藤尚彦富山新聞社副代表、二塚英克高岡市生活環境文化部長、松原さんがあいさつし、関係者がテープカットした。

 展示は来年1月8日までの午前9時~午後5時で、月曜(祝日除く)と年末年始は休館。一般千円、中高生500円、小学生以下無料。

 2日は南砺市クリエイタープラザ桜クリエで「true tears展」(富山新聞社主催)も始まった。12月4日まで。

 アニメEXPOの企画の一つ「nifuni(にふに)展」(富山新聞社などでつくる元気たかおか応援プロジェクト実行委員会主催)も高岡市の御旅屋セリオで開かれている。11月26日まで。

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