4月９日の静岡県議会議員選挙で落選した広田 直美 元県議が、落選後の任期満了直前に、政務活動費で北海道などを視察していたことがわかりました。
県議会事務局によると、函南町選出で「ふじのくに県民クラブ」に所属していた広田 直美 元県議は、県議選に落選し任期は4月29日まででしたが、その直前の23日から26日にかけて北海道室蘭市や埼玉県春日部市などを視察していました。視察後には「県外調査概要書」を議長に提出し、政務活動費として交通費や宿泊費、約15万7000円が支給されていました。
県議会事務局は、落選後であっても任期中であれば「ルール上は問題ない」と話していますが、広田 元県議は、外部から「視察が県政に反映される可能性が低いのではないか」との指摘をうけて、10月30日に全額を返還したということです。
