「もう行かない」と話していたものの… 病気で休職中にパチンコ店通い 男性保育士を停職処分

休職中にパチンコ店に出入りしたとして、愛媛県の鬼北町は2日、町営の保育施設に勤務する主任保育士を停職2か月の懲戒処分にしました。

処分を受けたのは、鬼北町が運営する認定こども園に勤務している40代の男性主任保育士です。

町によりますとこの職員は、病気を理由に今年9月から休職していたにも関わらず、先月までの間、十数回にわたって、町外のパチンコ店に出入りしていたということです。

町は10月上旬、住民から通報を受け、上司が店に出向き男性保育士を確認した上で指導していて、その際「もう行かない」などと話していましたが、その後も複数回、店に通っていたということです。

町では2日付でこの男性保育士を停職2か月の懲戒処分に、また園長ら責任者2人を訓告処分にしました。

職員の不祥事を受け鬼北町の兵頭誠亀町長は「町民の信頼を著しく損ない心からお詫び申し上げる。職員の指導を徹底するとともに信頼回復に全力で取り組みます」とコメントしています。

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