飛び込み須山が意気込み 来年2月に世界選手権

取材に応じる飛び込みの須山晴貴=2日、東京都内

 男子板飛び込みでパリ五輪出場枠が懸かる来年2月の世界選手権(ドーハ)に臨む須山晴貴(NSP宇都宮)が2日、東京都内で取材に応じ「リオデジャネイロ、東京と出場できず悔しい思いをしてきた。五輪がどんな特別なものか味わうためにも、勝ちにいきたい」と意気込んだ。

 10月上旬に閉幕した杭州アジア大会の個人種目は左膝を痛めて棄権したが、休息とリハビリにより炎症は軽減。2日前に板から飛び込む練習を再開した。2日は都内で行われた大会の1メートル板飛び込みを制し「これから(状態が)上がっていくと思う」と笑顔で語った。

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