【真岡】田島の五行川に今季もハクチョウが飛来した。暖かな気候を楽しむように水辺で戯れている。
下野写真協会会員の宇都宮市一条3丁目、岡田好行(おかだよしゆき)さん(70)は10月30日午後、飯貝の熊野神社周辺の川面と田んぼで3羽ずつ見つけた。神社の関係者によると、例年田島の三石橋周辺に多く集まり、時間帯によって神社周辺と行ったり来たりしている。
三石橋下流では1日午後、8羽が集まっていた。最高気温が20度を超える中、日差しを受けながら時折大きく羽を開き、うずくまったり毛繕いをしたりした後、水面をすいすいと動いていた。
近くでコッペパン専門店を営む石川昭(いしかわあきら)さん(77)は「毎年県内外から多くの人が見に来て、店で報告してくれるので楽しみ。やっとこの季節がきてくれたかという感じです」と話した。例年1、2月に飛来のピークを迎える。