実も大きく甘く 那須烏山・国見地区でミカンが収穫期 園児ら黄色の果実に目輝く

ミカン狩りを楽しむ園児たち=2日午前11時、那須烏山市小木須

 県北部のミカン産地として知られる那須烏山市小木須の国見地区で、ミカンが収穫期を迎えている。

◇ほかにもWeb写真館に写真

 地区内には4軒の観光みかん園がある。夏が暑かったこともあり、国見みかん生産組合の小森義男(こもりよしお)組合長(87)は「今年は実も大きくて甘い」と話す。

 八溝観光みかん園では2日、宇都宮市上田原町の保育園「ゆりかごきっずなーさりーすくーる」の園児ら計74人がミカン狩りを体験。約20アールのミカン畑に入り、黄色い果実に目を輝かせながら丁寧にもぎ取り、その場で食べるなどした。

 年長児松谷琥翔(まつやたいが)ちゃん(6)は「大きいのが取れた。甘かった」と笑顔を見せていた。

 ミカン狩りは今月末まで楽しめる見込み。

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