11月1日に発売された2024年(令和6年)用の年賀はがき…。人気キャラクターの「ちいかわ」などが描かれたものもあり、郵便局の窓口にはそれを目当てに買いにくる人も…。
買いに来た人
「最近は(年賀状を書くことが)減ってきていたけど、好きなキャラとコラボとかあったので…」
広島中央郵便局 舛井貴之 総務部長
「年賀状をものとして受け取る…。年賀状のよさは間違いなくあると思っています」
とはいえ、イマドキは…
女性(高校2年)
「年賀状はもう送らなくなりましたね」
男性(20歳)
「出していない、全く出していないです」
女性(高校2年)
「ふつうに言葉だけ。(LINEで)あけおめ、ことよろ」
女性(60代)
「身近な人はLINEで、滅多に会えない人には手書きで気持ちを込めて。1年に1回なので」
男性(30歳)
「結婚したというのもあって送り先が出てきたので、ことしは送ってみようかな」
男性(49歳)
「父が亡くなった関係で2年間出してなかったけど、ことしは久しぶりに出そう」
女性(大学生)
「年賀状ならではのよさもあると思うので、手書きとかメッセージとか」
女性(30代)
「『年賀状、遠慮します。ことしから』という方もいるので」
女性(50歳)
「私、3年前にやめました。(どうして?)面倒くさいし、お金もかかるし」
女性(50歳)
「出しています。やめたいけど、やめられない。(どうして?)(年賀状が)来るから」
日本郵政によりますと、全国の年賀はがきの発行枚数は2003年販売の44億6000万枚をピークに年々減っていて、ことしは去年より2億枚少ない、およそ14億4000万枚となっています。
ちなみに、この減少傾向との因果関係はわかりませんが、2008年にはiPhone3Gの発売があり、プリントゴッコは販売を終了しています。
そんな中、ことし、去年より注文が増えるのではないかという店もありました。
カメラのサエダ本通店 栗栖開 店長
「(注文は)減ってはない。むしろ、ことしは増えるかなという期待はしています。ことし、(新型コロナが)5類になって、みなさん旅行し始めているので、活発的に写真を撮られているので、(年賀状の注文は)増加するのではないかなと思っています」
広島市中区の「カメラのサエダ」。好きなデザインを選んで、差出人の情報を伝えれば、簡単に年賀状ができます。一番手厚いサービスは、宛名のリストがなくても全部印刷してくれるというものです。
カメラのサエダ本通店 栗栖開 店長
「去年のはがきを持って来られて(いれば)その住所録をこちらで作成し、それを宛名印刷させていただくという、全てまとめて面倒くさい作業をさせていただきます」
一番人気のデザインは、カープぼうやが描かれたものです。
栗栖開店長
「写真を入れるタイプと、写真を入れない印刷だけのタイプのものもあって、全部で35種類あります。毎年、大好評をいただいています」
例年以上に人気が出そうなのが、サンフレバージョンです。
栗栖開店長
「来年はスタジアムもできますので、サンフレッチェ広島の年賀状も例年よりさらに多くご注文いただけるかなとは考えています」
さらに、ご当地もののデザインも人気があるそうです。
カメラのサエダ本通店 栗栖開店長
「年賀状で県外の方に出される方って多いと思うんですけど、ここもビジネス街ですし、転勤で来られているお客さまがせっかく広島いるんだから、広島から送るんだったら、広島のご当地の送ろうかな?とか、われわれの広島アピールという…」
年明けまであと2か月…、2024年の最初のあいさつ、あなたはどんなふうにしますか? 年賀状の年賀はがきの受け付けは、来月15日からとなります。