英中銀、利上げ見送り 金融引き締めで景気低迷

英中央銀行イングランド銀行(ロイター=共同)

 【ロンドン共同】英中央銀行イングランド銀行(BOE)は2日、政策金利を5.25%で維持すると発表した。据え置きは2会合連続。高インフレが続くものの、急ピッチで進めてきた金融引き締めの影響で低迷する景気に配慮した。1日まで開いた金融政策委員会で決めた。

 BOEは物価高抑制のため2021年12月に利上げを始め、23年8月まで連続で実施した。インフレ率がピーク時と比べて減速してきたことを踏まえ、9月は15会合ぶりに維持すると決めた。

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