無断欠勤の自衛官を懲戒免職処分に…一時所在不明もキャッシュカード盗容疑で同隊員を警察が逮捕し経緯判明(陸上自衛隊・板妻駐屯地)

陸上自衛隊・板妻駐屯地は2日付で、無断欠勤した26歳の自衛官を懲戒免職処分としました。この自衛官はキャッシュカードを盗んだとして3月に逮捕されています。

懲戒免職となったのは陸上自衛隊・板妻駐屯地 第34普通科連隊所属で26歳の3等陸曹です。この3等陸曹は2022年2月、休みの日から出勤日になっても駐屯地に戻らず所在不明となっていました。その後、約1年経った2023年3月、京都市で他人のキャッシュカードを盗んだとして警察に逮捕され、所在が判明しました。

板妻駐屯地によりますと、警察は現在もこの事件について捜査を続けていることなどから、懲戒免職処分とした理由は、自衛隊法に基づいた「正当な理由なく20日以上の欠勤」になるということです。

板妻駐屯地 第34普通科連隊長 兜智之 1等陸佐は「このような事案が起きたことは 誠に遺憾です。被害者の方をはじめご迷惑をおかけした方にしっかり対応していくため引き続き警察の捜査に全面的に協力していきます」とコメントしています。

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