初の古巣対戦でブーイングを浴びたライス。試合後古巣のファンに感謝を伝える

写真:11月1日のカラバオカップで初の古巣対戦を迎えたライス

11月1日に行われたカラバオカップベスト16で、イングランド代表デクラン・ライスはアーセナル移籍後初の古巣ウェストハムのホームへの帰還を果たした。試合は60分までに3点を奪ったウェストハムが、アーセナルの反撃をアディショナルタイムでの1点に抑え、ロンドンのライバルを相手に会心の勝利をあげた。

この日、ベンチからのスタートとなったライスは、57分ジョルジーニョとの交代でピッチに入ると、古巣のファンからブーイングを浴びせられた。しかし、ピッチ投入前のウォーミングアップ時には一部のファンから拍手を浴びるなど、ライスの帰還を暖かく迎えるファンの姿も見られた。

試合後、ライスは自身のインスタグラムのストーリーズ機能で、ファンに拍手を送る自身の写真と共に、古巣ウェストハムのファンへ向け感謝の言葉を添えた。

「結果はどうであれ、帰還を果たし、多くのファンへ会えたことが嬉しいよ。ウェストハムのファンの皆さん、歓迎をありがとう。みんなに一生感謝し、残りのシーズンがベストなものになることを祈っているよ。また会おう」

一部のファンからブーイングを受け、試合にも敗れたライスは、古巣のファンに対し感謝のメッセージを発信し、大人な対応をみせた。

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