ベリンガム、ジダンを知ったきっかけは“父親がビーチで買った偽ユニフォーム”?

写真:10月のラ・リーガ月間MVPに輝いたベリンガム ©Getty Images

今夏レアル・マドリードに加入以降、ラ・リーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、2つのコンペティションで開幕戦ゴールを決め、10月28日に行われた今シーズン初のエル・クラシコでも2ゴールを奪い、早くもチームの中心選手となったイングランド代表MFジュード・ベリンガムは、フランス『L’Équipe』のインタビューに答え、自身の憧れたプレーヤーについて語っている。

「2011年、ウェンブリー・スタジアムで行われたリーグカップ決勝でアーセナルを2ー1で破ったバーミンガム・シティの選手に憧れていたよ。最初のアイドルは、セバスティアン・ラーション、クレイド・ガードナー、リー・ボウヤーだったよ。のめり込んでいくと父親が一番重要な存在だったけどね」

「後には、イングランドでプレーしていたという理由でデビッド・ベッカムとスティーブン・ジェラードがアイドルだったね。そして、育つ過程で試合を見始めるようになる」

「父親がビーチで買ったジネディーヌ・ジダンの偽物のユニフォームを持っていたんだけど、そのシャツを頻繁に着ていたんだ。それである日、父親に聞いたんだ。“そのシャツは誰なの?”とね。父は言った“YouTubeで見てみろ”と。それ以来、彼に夢中になり、自分の理想系だった。2022年、UEFAチャンピオンズリーグ決勝のレアル・マドリード対リヴァプール戦の会場で幸運にも彼に知り合うことができた。子どものような眼差しで彼を眺めたのを覚えてるよ」

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