ドジャースが強打者マックス・マンシーと2年2400万ドルで契約延長

エンゼルスからFAとなった大谷翔平の獲得に乗り出すことが確実視されているドジャースが今オフ最初の動きを見せた。日本時間11月3日、ドジャースは強打のマックス・マンシーと2年2400万ドルで契約延長したことを発表。来季の契約は球団側に選択権のあるオプションとなっていたが、それを上書きする形で新たに2年契約を結んだ。2026年の契約は球団側に選択権のオプションとなっており、マンシーは最長で2026年までドジャースでプレーする可能性がある。

現在33歳のマンシーは一塁、二塁、三塁と内野の複数のポジションを守れる強打者として活躍してきたが、守備シフト制限の新ルールが導入された今季は三塁に固定。135試合に出場して打率.212、OPS.808にとどまったが、36本塁打は2021年と並ぶ自己最多タイ、105打点は2019年の98打点を上回るキャリアハイの数字だった。

ドジャースはマンシーの来季オプションについて、行使するか破棄するかを日本時間11月7日までに決定する必要があったが、早々に契約延長を決断。2年2400万ドルの内訳は、来季と2025年の年俸がそれぞれ1200万ドルとなっており、オプションが行使された場合、2026年の年俸は1400万ドルとなる。低打率とはいえ、30本塁打&100打点を期待できる内野手の契約としては、比較的安価なものになった印象を受ける。

これで球団史上初の100打点カルテットのうち、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマン、マンシーの3人が来季以降もチームに残ることが確定したドジャース。J・D・マルティネス、ジェイソン・ヘイワード、デービッド・ペラルタ、キケ・ヘルナンデス、アメッド・ロサリオらがFAとなり、DH、遊撃、外野の補強が必要な状況だが、最大の補強ポイントである先発投手も含め、今後どんな動きを見せるか注目される。

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