近藤大雅「まずは支配下登録」 DeNAがドラフト指名あいさつ

三浦大輔監督のサインが入ったドラフト会議のIDを手に笑顔の近藤大雅(左)。河野亮アマスカウトが激励した=北上市・専大北上高

 プロ野球DeNAから育成ドラフト5位指名を受けた専大北上高の近藤大雅捕手(3年)は2日、北上市の同校で球団の指名あいさつを受けた。「だんだんとプロとしての自覚が出てきた。持ち味の肩の強さを生かし、まずは支配下登録を目指す」と意気込んだ。

 河原隆一スカウティングディレクター、河野亮アマスカウトが訪れ、近藤と同校の及川将史監督らと懇談。河野アマスカウトは「強肩に加え、強いスイングもできる。体が丈夫なところにもほれ込んだ」と語り、「育成選手からレギュラーをつかんだソフトバンクの甲斐(拓也)のような選手になれるよう努力してほしい」と期待した。

 DeNAの三浦大輔監督がサインしたドラフト会議のIDをもらった近藤は「大スターのサインで素直にうれしい」と満面の笑みを浮かべた。球団から打撃面で「高めの球をしっかり捉えられるように」と指示を受け「まずはそこをクリアする。筋力アップにも取り組み、体をもっと強くしてキャンプに臨みたい」と決意を新たにした。

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