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長崎港に国内外の帆船が集う「長崎帆船まつり」(実行委主催)が11月4、5両日に開かれる。2019年春以来で、21回目。開幕を前にした2日、全長100メートルを超える日本最大級の帆船「海王丸」と、韓国の練習帆船「コリアナ」が爽やかな秋風と共に入港し、岸壁から多くの市民らが出迎えた。
毎年春の風物詩として親しまれてきたが、新型コロナ禍の影響で20~23年は春の開催が見送られていた。
今年は海王丸(2570トン)とコリアナ(135トン)、やまさ海運所属の観光丸(353トン)の計3隻が参加予定。海王丸は昨年10月の「長崎ベイサイドフェスティバル」に続く寄港で、大型帆船の一般公開は今回が4年ぶりとなる。
会場は長崎水辺の森公園(長崎市常盤町)や出島ワーフ(出島町)周辺。3隻の一般公開は4、5両日の午前9時~午後4時に随時行う。観光丸体験クルーズ(両日午後4時半~5時20分。乗船券は両日午前9時から販売。定員になり次第締め切り)や、ロープワーク・手旗信号教室(5日午前10時~午後2時)などのイベントもある。