「さらに良い学校に」 6年生が誓う 壬生の藤井小150周年 アーティストの演奏披露も

お祝いのメッセージを述べる6年生ら

 【壬生】藤井小の創立150周年記念式典が2日、同校体育館で行われた。児童のほか、小菅一弥(こすげかずや)町長、田村幸一(たむらこういち)教育長ら関係者も出席し、節目を祝った。

 同校は1873年開校。2018年に隣接する壬生小学区が「共通学区」に指定された。これまでに1535人の卒業生を送り出した。現在の児童数は49人。

 式典で佐山英雄(さやまひでお)校長は「地域社会と連携して、夢と志を持ったたくましく生きる子どもたちを育てていきたい」とあいさつ。その後、お祝いのメッセージとして6年生6人が「藤井小の合言葉『ふるさとを愛し、自分も相手も大切に、意欲的に取り組む』を大切にして、さらに良い学校になるよう取り組む」と誓った。

 式典に続き、第2部では国内で活躍するアーティスト「ムジカ・トウキョウ」が演奏を披露し、第3部では児童による論語暗唱や全校合唱などが行われた。

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