チャルメラの音が鳴るタイマー作る講座開催 「カップ麺食べる時に使いたい」

チャルメラの音が鳴るタイマーを作る親子連れら(大山崎町円明寺・中央公民館)

 カップ麺の出来上がりをチャルメラの音色で知らせるタイマーを作る講座がこのほど、京都府大山崎町円明寺の中央公民館で開かれ、親子連れ約20人がものづくりの面白さを体験した。

 同公民館が主催し、長岡京市などでアナログ音響機器の修復を手がける上野山和仁さん(70)が講師を務めた。

 参加者は基板にコンデンサーや温度センサー、ブザーなどをハンダ付けし、湯を注いだカップ麺のふたの上にのせると温度を感知して時間を計り始めるタイマーを作り上げた。試しに時間を計り、音が鳴ると笑顔を見せた。

 参加した第二大山崎小学校1年の児童は一つ一つの小さな部品を組み立てることでタイマーとしての機能を持つようになることに驚いた様子で、「お昼にカップ麺を食べる時に使いたい」と喜んだ。

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