葛巻と若者つながろう 4・5日に大学生が多彩な催しを企画

葛巻町内の木工所で町民と交流する学生たち=10月

 葛巻町中心部で4、5の両日、町とつながる若者の増加を目指すイベント「もっとくずまき2023」が開かれる。同町出身の2人を含む県内外の大学生5人が町民らと交流して感じた課題や可能性を踏まえ、多彩な催しを企画。若い世代の感性が光る取り組みを通じ、地域を活気づける。

 旧遠藤邸で、中高生が自由に過ごせるスペースを設ける「若者の居場所づくり」(午前10時~午後3時)と書道パフォーマンス教室(正午~午後3時)を実施。さくら公園では、たき火を囲んで語る会(午後3~5時)を開き、飲食物を味わいながら大学生らとつながる場にする。

 いずれも参加無料。両日は5人に加え、県内外から計15人の学生が運営に協力する。同法人葛巻担当の佐々木里樹(りき)さん(26)は「大学生一人一人が思いを持って、半年間活動をしてきたので、その姿を見てほしい」と来場を呼びかける。

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