滋賀で11月の観測史上最高気温 3年ぶり夏日で「半袖でも汗だく」

県内で11月として3年ぶりとなる夏日を記録する中、近江神宮の境内を半袖で歩く参拝者(大津市神宮町)

 3連休の初日となった3日、滋賀県内では昼前から気温が上がり、季節外れの陽気に包まれた。東近江市では午後2時半に25.8度、甲賀市土山町では同20分に25.2度を記録し、ともに11月の観測史上最高気温となった。

 彦根地方気象台によると、県内で11月に25度を超える夏日となるのは2020年以来3年ぶり。ほかに、甲賀市信楽町で24.6度、米原市で24.1度に達し、いずれも各地点で11月の観測史上最高だった。

 近江神宮(大津市神宮町)では、境内のモミジが色づき始める中で半袖姿の参拝者もいた。近くで地域の文化祭準備を終えて、境内を歩いていた大津市の男性(63)は「半袖でも汗だくになって非常に疲れた」と話した。

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