将棋の「JTプロ公式戦」で決勝進出を決めた藤井聡太八冠(21)。その対局相手を決める準決勝が3日、名古屋で行われました。
トップ棋士12人によるトーナメント戦「JTプロ公式戦」の準決勝は、渡辺明九段(39)と糸谷哲郎八段(35)の公開対局で、持ち時間10分の「早指し」で行われました。
すぐ隣りではプロ棋士による大盤解説も行われ、およそ1200人のファンが固唾を飲んで見守る中、糸谷八段が120手で勝利し、初めての決勝進出を決めました。
決勝は11月19日に東京で行われ、大会2連覇を目指す藤井八冠と対局します。
その準決勝を前に、会場では未来の藤井八冠を目指す小学生以下の子ども棋士およそ800人による大会も開かれ、子どもたちは真剣な表情で考え抜いた一手を指していました。
(参加した子ども)
「楽しかった」
(参加した子ども)
「1勝だったけど勝ててうれしい」
Q目標にしている棋士は?
「藤井聡太八冠」
優勝者には、藤井八冠の師匠・杉本昌隆八段から表彰状などが手渡されました。