地上攻撃「賛成」3割のみ イスラエル世論調査

 【エルサレム共同】イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザに対し、イスラエル軍がすぐに大規模な地上攻撃に乗り出すことに賛成と回答したイスラエル人が29%にとどまったとの世論調査結果を、ロイター通信などが3日までに報じた。待った方が良いとの回答は49%だった。

 ハマスは10月7日にイスラエルに越境攻撃し、多数を殺傷した。子どもや女性を含む多数の人質を拘束しており、人質の安否に対する懸念が地上攻撃に慎重な考えに結びついた可能性がある。

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