スズ子が上京、大阪編・ラストのシーンに視聴者「寂しい…」

大阪の銭湯「はな湯」で明るく育ったヒロイン・スズ子が、やがて戦後を照らす大スターへと駆け上がる連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK朝ドラ)。11月3日放送の第25回では、スズ子が上京するために大阪の歌劇団を退団する。

舞台に立つスズ子(趣里)たち(C)NHK

スズ子(趣里)の憧れの人・大和(蒼井優)が、出産後に体調を崩して永眠する。お別れの会で、スズ子は大和が「梅丸少女歌劇団(USK)」に入団して以来会っていなかった両親と対面する。

母・ツヤ(水川あさみ)と東京行きをめぐってわだかまりを抱えていたスズ子だが、大和の死を目の当たりにし、思いの丈をぶつける。ツヤと分かり合えたスズ子は、長く在籍したUSKを退団し、東京へと旅立つのだった。

今回の放送では、スズ子が上京するにあたり、USKでは最後となる公演で盛大に送り出されるシーンが描かれた。

SNSでは、「大阪の梅丸のショー、これで最後か。寂しい・・・」「大阪編終わってさみしいな・・・」「来週から東京編になるから大阪時代の人たちあまり見られなくなるのかなーと思うとちょっとさびしい」など、舞台が大阪から東京に移ることを名残惜しく思う人も多数続出。

公式Xアカウントでは、最後の公演で披露された『桜咲く国』のフルバージョンが公開されれている。

放送はNHK総合で朝8時から、BSプレミアム・BS4Kでは朝7時半からスタート。11月6日放送の第26回では、不安と期待を抱いて上京したスズ子が、作曲家の羽鳥善一(草彅剛)と出会う。土曜日はその週の振りかえり。

文/つちだ四郎

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