さよなら宮崎県警食堂 来月、24年の歴史に幕

県警本部の食堂で常連客を温かく迎える黒木美香さん(左)

 警察職員や県民らから長年愛されてきた、県警本部(宮崎市旭1丁目)にある食堂が12月22日に24年の歴史に幕を閉じる。老朽化した設備更新に多額の費用がかかるため、運営する県警職員互助会が閉店を決めた。低価格とボリューム満点の食事で職員らの胃袋を満たし続けてきた同食堂。「職務に励む警察を支えてくれた存在」「慣れ親しんだ味がなくなるのはさみしい」と惜しむ声が聞かれる。

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