芋煮鍋囲み、住民交流 氷見・十二町地域協、初企画にぎわう

芋煮を味わう家族連れ=氷見市十二町潟水郷公園

 氷見市十二町持続可能な地域づくり推進協議会の芋煮会は3日、市十二町潟水郷公園で初めて開かれた。十二町地区の住民や市内の家族連れらが大鍋で作った芋煮を味わい、親睦を深めた。

 芋煮会は、コロナ下で停滞していた交流イベントを再び活発化させようと企画した。協議会のふれあい女性部会がサトイモや氷見牛、氷見産ネギ、キノコ、コンニャクが入った具だくさんの芋煮150食分を調理。来場者は芝生広場で、氷見産米のおにぎりと一緒に頰張った。

 市内の農家らでつくる団体「氷見ベジ」が主催する「水辺の観察会」も同時開催され、親子が定置網に入ったイタセンパラなどをつかまえて観察した。自然栽培野菜のマルシェもにぎわった。

 協議会の石上隆宏会長は「子どもの元気いっぱいの笑顔が見られてよかった。来年も実施したい」と話した。

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