雪づり背景に薄着 金沢27.7度

雪づりが施された園内を薄着で散策する観光客=兼六園

  ●小松27.8度

 3連休初日の3日、石川県内は高気圧に覆われて青空が広がり、最高気温は小松27.8度、珠洲26.9度など県内9観測地点で11月の観測史上最高を記録した。金沢27.7度など9地点で夏日となり、9月並みの汗ばむ陽気となった。

 県内の観光地は好天に誘われて大勢の旅行者や県民でにぎわった。

  ●無料開園・兼六園に1万6800人

 「文化の日」に合わせ無料開園した兼六園では、雪づりが施された園内をタンクトップで散策する外国人観光客の姿も見られた。「金沢城・兼六園大茶会」も開かれ、日中の入園者数は前年同日より5500人多い1万6800人となった。

  ●三の丸尚蔵館展に最多2090人

 金沢市の県立美術館と国立工芸館で開催中の国民文化祭のメイン行事「皇居三の丸尚蔵館(しょうぞうかん)収蔵品展」(北國新聞社共催)の来場者数は、これまでの同展の最多の1.5倍となる2090人だった。

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