ボーフムの日本代表FW浅野拓磨が低迷するチームで大活躍だ。
【動画】浅野拓磨の先制弾は右足アウトサイドの技ありゴール
今季のブンデスリーガ開幕から9試合で5分け4敗のボーフムは3日の第10節でダルムシュタットのホームに乗り込み、2-1と今季初勝利。この一戦で躍動したのが浅野だ。
2シャドーの一角でプレーした浅野は0-0の25分、相手が中途半端に触ったボールがゴール前に転がると、GKよりも先に反応して、右足アウトサイドでゴール。技ありの一発でチームに先制点をもたらす。
その後、1-1に追いつかれてしまったが、54分にバイタルエリア右でボールを受けると、ワンタッチでボックス右に持ち込み、右足フィニッシュ。ファーサイドに突き刺して、勝ち越し点もマークした。
70分のダルムシュタットに退場者が出たことで、数的優位に立ったボーフムはその状況も生かしながら、このまま勝利。暫定13位に浮上している。
クラブ公式サイトによると、殊勲の浅野は「簡単ではなかったし、厳しい戦いでした」と振り返っている。
「全力を尽くしたし、勝利に値しました。でも、まだまだ改善できるし、可能性はあると思います」
「もちろん、2ゴールでチームに貢献できたのは嬉しいし、初勝利というのも嬉しいです」
「ただ、これはほんの始まりにすぎず、一歩ずつ、より多くのポイントを掴んでいきたいです。このチームのためにすべてを捧げます」
