仲里依紗さんらファッションショーで観客魅了 長崎・アミュプラザ新館開業前イベント

長崎をイメージした衣装で観客を魅了した仲さん(中央)=長崎市、かもめ広場

 JR長崎駅ビルの商業施設「アミュプラザ長崎新館」(長崎市尾上町)の開業を前に、隣接するかもめ広場で11月3日、ファッションショー「Nagasaki WakaRan COLLECTION」があった。新館のスペシャルアンバサダーを務める本県出身の俳優、仲里依紗さんらが長崎の「和華蘭(わからん)文化」などに着想を得た衣装で登場し、観客を魅了した。
 10日の新館開業を記念したイベント。前半は新館に出店するフォーエバー21などファッション系の計20ブランド一押しの冬服コーディネートを紹介。コートやブーツなどを着用したモデルたちが、長崎の坂道に見立てた傾斜のあるランウェイを闊歩(かっぽ)した。
 後半は「長崎をまとう」をテーマに、軍艦島や島原鉄道大三東駅など県内の風景を題材にしたオリジナル衣装20着を披露した。仲さんは大トリとしてサプライズで登場。出島やランタン、龍踊などの意匠を取り入れた華やかなファッションで観客の拍手を浴びた。
 仲さんのトークショーもあり、「長崎に帰って皆さんの前に立てることがうれしい。ファッションビルとして、今までにない長崎を体験できるようになると思う」と語った。


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