バイデン氏、銃規制強化に決意 米メーン州の乱射現場を訪問

 【ワシントン共同】バイデン米大統領夫妻は3日、18人が犠牲になった東部メーン州ルイストンの銃乱射事件の現場を訪問した。演説で「あまりにも多くの国民が銃犯罪で愛する人を失い、心の傷を負っている」と述べ、銃規制強化に取り組む決意を改めて示した。

 バイデン氏は銃規制に否定的な共和党の抵抗により、議会で規制強化の法案審議が進んでいない現状を批判した。「子どもや家族、地域社会を守るため、責任ある対策を取ること。これは常識であり、合意形成は可能だ」と訴えた。

 バイデン氏は妻ジルさんとともに黙とうをささげ、花を手向けた。地元の住民や当局者とも面会した。

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