「あいつ、めちゃくちゃ良いヤツじゃないですか」北澤豪さんが明かす、日本にやさしかった韓国選手との“ドーハのキムチ”秘話

今年のアジア競技大会の決勝でも対戦するなど、ライバルとしてしのぎを削ってきた日本と韓国。

1993年に行われたワールドカップアジア最終予選でも対戦している。カタールのドーハで集中開催となったその最終予選で、日本は韓国を1-0で撃破。

当時の日本代表だった吉田光範さん、柱谷哲二さん、福田正博さん、北澤豪さんたちが当時を振り返った。

4人は前園真聖さんのYouTubeチャンネルに登場。

日本はカズこと三浦知良のゴールで1-0で勝利しているが、内容的にはかなり余裕があったとか。

柱谷さんは「(最終予選?)全部のゲームのなかで一番楽だった」、北澤さんも「めちゃくちゃ楽しかった」と話していた。

また、福田さんによれば、日本がハンス・オフト監督になってから急に韓国に勝てるようになったため、マンツーマンで挑んでくるなど韓国は日本のことをかなり嫌がっていたとか。

そうしたなか、北澤さんはこんな思い出話も。

「この試合の前かなんかに、ノ・ジョンユン(盧廷潤)がキムチ持ってきてくれた。

あいつ、めちゃくちゃいいヤツじゃないですか。

(試合では怪我で途中交代になったが)

お前ら頑張れよくらいな感じでキムチをくれてさ…。すっごい覚えてる、俺。ドーハのキムチ(笑)」

韓国代表だったノ・ジョンユンはサンフレッチェ広島などでプレーした元Jリーガー。

ドーハでの日韓戦にも先発出場したが、日本にキムチを差し入れるなど良い人だったとか。

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北澤さんは「ドーハのキムチ」としてその出来事をよく覚えているそう。

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