3連勝がストップのラツィオ指揮官、ラストプレーの精度不足嘆く 「ポゼッションの出来は気に入ったが…」

ボローニャ戦を落としたサッリ監督[写真:Getty Images]

ラツィオのマウリツィオ・サッリ監督が敗戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が報じた。

シーズン開幕直後こそ苦戦していたものの、直近3試合は全て勝利で終え、7位のラツィオ。しかし、3日に行われたセリエA第11節ボローニャ戦では前半にいくつかチャンスを作りながら決めきれず、後半キックオフ直後には失点。日本代表MF鎌田大地も81分から出場したが、そのまま0-1の敗戦を喫し、連勝が「3」でストップした。

試合を振り返ったサッリ監督は、まず後半開始25秒での失点に言及した。

「キックオフ直後の失点は明らかに軽さが招いたものだった。しかし、それがアプローチの問題だったかどうかはわからない。立ち上がりは10分から15分で見るものだ」

また、サッリ監督はチームが試合を支配したことへの満足感を示しつつ、それがゴールに繋がらなかったことへの不満を口にしている。

「数字は嘘をつかない。ポゼッションという点においてはチームの出来を気に入っていたが、チャンスやゴールに結びつけることができていない」

ラツィオの次の試合は、7日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のホーム・フェイエノールト戦。先月末に行われたフェイエノールトとのアウェイゲームは1-3で落とした中、指揮官は「(スタディオ・)オリンピコのファンを信頼している」とホームの後押しに期待を寄せた。

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