J2リーグ第41節、J1自動昇格圏2位の清水エスパルスは、J3自動降格圏内確定へ後がない21位大宮アルディージャと対戦、清水はチアゴサンタナ、カルリーニョスジュニオ、乾貴士の自慢の得点源が爆発し、4‐0で快勝、1年でのJ1復帰に王手を掛けました。また、大宮はこの敗戦で21位が確定。J3の結果いかんでは、初めてのJ3降格が決まります。
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チケットが完売したこの試合。オレンジ色に染まった清水ゴール裏には、「共に」という文字が描かれたコレオグラフィーが登場し、サポーターはキックオフから「共に行こう、いつまでも、俺達がついている」とチャント『リバイブ』で後押しします。このチャントが歌い終わらぬ、前半2分、右サイドDF原輝綺のクロスをうまく収めたFWチアゴサンタナが左足一閃。エースに待望の6試合ぶりのゴールが飛び出し、清水が先制します。
追加点が欲しい清水は、アディショナルタイム、中央からMF乾貴士が右へ展開、DF山原怜音のクロスをチアゴサンタナが頭ですらし、最後はMFカルリーニョスジュニオがゴール右隅に決め、2‐0で前半を折り返します。
攻撃の手を緩めない清水は後半18分、乾貴士から横パスを受けた途中出場DF岸本武流のシュートが決まり、3‐0。さらに23分、中盤で相手ボールを奪ったカルリーニョスジュニオがドリブルで持ち上がりパス、受けた乾貴士がワンフェイクを入れてから冷静にゴール左隅に決め、勝利を決定づけます。前節、ホームで3失点を喫した守備も最後まで安定し、4‐0で快勝。清水は最終節、水戸に勝てば、1年でのJ1復帰が決まります。
【J2リーグ第41節＝IAIスタジアム日本平:18.431人】
清水エスパルス(勝ち点73、2位)4‐0大宮アルディージャ(勝ち点39、21位)
＜得点者＞
【清】チアゴサンタナ、カルリーニョスジュニオ、岸本武流、乾貴士
【宮】なし
