大阪府泉佐野市の市制施行75周年を記念した花火大会「大阪湾りんくう芸術花火2023」が4日、市内で開かれた。約1時間、休みなく打ち上げ続けるのが特徴。2025年大阪・関西万博開催を記念し、男性デュオ「コブクロ」が歌う万博テーマソング「この地球の続きを」などの音楽とシンクロした、鮮やかな花火が大阪湾の空を彩った。
午後6時ごろ開幕。花火は音楽の曲調や歌詞と同期するよう綿密にプログラムし、空高く打ち上げられた。和歌山県岩出市の主婦浅見友子さん(49)は夫と鑑賞。「今まで見た花火で一番すごかった。水面にも映り、迫力があった。息つく間もなく、あっという間の1時間だった」と笑顔で振り返った。