クロップ監督、3試合連続ゴール中のヌニェスを称賛「完全に昨シーズンとは違う」

写真:公式戦で3試合連続ゴール中のヌニェス

リヴァプールのダルウィン・ヌニェスはUEFAヨーロッパリーグのトゥールーズ戦、プレミアリーグ第10節のノッティンガム・フォレスト戦、カラバオカップ3回戦のボーンマス戦と公式戦3試合連続で得点を挙げ、好調をキープしている。

ユルゲン・クロップ監督はプレミアリーグ第11節のルートン・タウン戦を前にした記者会見で、好調のヌニェスに対して「昨シーズンと違う」として、以下のように語った。地元紙『LiverpoolEcho』が報じている。

「ダルウィン(ヌニェス)は9番だ。彼はウイングでもプレーできる。彼のポテンシャルを最大限に発揮できるポジションはどこか考えてきた。試合がうまく進んでいない時は、まず完璧な守備ブロックを作ることが非常に重要だ。昨シーズンの問題は、ダルウィンが我々が求めるセンターフォワードとしての守備ができていなかったことだ。でも、今ならそれができる。我々はそれに慣れさせるためにプレシーズン全体を費やした。守備の仕方を少し変えたことが彼の助けになった」

「中央の守備の仕事は相手のあらゆるオプションを判断する必要がある。特に昨シーズンはボビー(ロベルト・フィルミーノ)が適任だった。そしてコーディ・ガクポが本当にうまくチームに加わった。当然、ダルウィンもセンターフォワードとしてプレーするべきだったが、チームは安定性を必要としていた。でも今シーズンはより安定しており、疑いの余地はない」

「彼はストライカーの人生を歩んでいる。今シーズン、彼はかつて(ベンフィカ時代)のように素晴らしいたくさんの種類のゴールを決めている。完全に昨シーズンとは違う。スピード、フィニッシュスキル、そして彼の持つ意欲、調子が良い時は、何度でも走れる。彼が最終的にどこまで到達できるかは分からない。大金を払って彼を獲得したことは誰もが知っている。彼はゴールを決めているが、いつもではない。彼は他の選手と同じで、多くの可能性を秘めている。ただそれだけだ」

最後に、クロップ監督はヌニェスにも時間が必要だったように、今夏に加入した遠藤航についても「一部の選手には時間が必要だということに改めて気づかされた。私たちはそれを忘れている」と答え、以下のように続けた。

「遠藤の場合、人々は年齢だけを理由に『なぜ活躍しないのか?』と考える。しかし、彼は他の選手と異なるキャラクターを持っている。彼が歩む道を見てみよう」

「彼(遠藤)はあと5年間トップレベルでプレーできる。それは素晴らしいことだ。彼には多くの可能性がある。今までこのレベルでプレーしたことはなかったが、彼には本当に満足している。『(活躍するまで)どれくらい時間がかかりますか』と聞く人がいる。答えはうまくいった時だ」

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