自動車販売会社が"カーボンニュートラル"に対応した新店舗を開発 「栃木トヨタ小山羽川店」

 宇都宮市に本社を置く自動車販売会社が、温室効果ガスの排出を実質ゼロにするカーボンニュートラルに対応した新たな店舗を開発し、4日にメディア向けに公開しました。

 小山市羽川に11月オープンを予定している「栃木トヨタ小山羽川店」です。

 小山市喜沢にある店舗が老朽化したため、移転するとともにカーボンニュートラルに対応した新しい店舗として生まれ変わります。

 店舗の電力は、太陽光による自家発電に加え発電のときに二酸化炭素を排出しない栃木県営の水力発電所が電気を供給する「とちぎふるさと電気」を使うことですべて再生可能エネルギーでまかないます。

 また、充電と給電ができる設備を備えたことで店舗で余った電力を車に供給したり、非常時には車から店舗に電力を供給することもでき、店舗を避難所として活用できるようにしました。

 そのほか、敷地内の10%を芝生にしたり内装に廃材となる予定だった木材を使うなど、カーボンニュートラルに向けて設計に工夫を凝らしたということです。

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