三笘薫の所属するブライトン＆ホーヴ・アルビオンは4日、プレミアリーグ第11節でエバートンと対戦し1-1の引き分けに終わった。三笘はフル出場している。
リーグ戦4試合勝利のない7位ブライトン(勝ち点17)が、公式戦2連勝中の15位エバートン(勝ち点10)のホームに乗り込んだ一戦。前節、苦手とするフルアムと引き分けたブライトンは、その試合からスタメンを6人変更。三笘は[4-3-3]の左ウィングでスタメン出場した。
ブライトンは開始早々に失点を許す。7分、自陣中盤でボールをロストするとエバートンはショートカウンターを発動。左サイドでマクニールの横パスをゴールエリア左横のミコレンコがダイレクトシュート。これはGKフェルブルッヘンがブロックしたが、再び反応したミコレンコのシュートはダンクにディフレクトしゴールに吸い込まれた。
先制を許したブライトンは、14分にセットプレーからネットを揺らす。敵陣中盤で獲得したFKからグロスが右クロスを供給すると、ファーに走り込んだダンクが左足ボレーでゴールに叩き込んだが、これはVARの末にダンクのオフサイドが取られ、ゴールは取り消された。
その後はブライトンがポゼッションで上回ったが、エバートンの集中した守りを前になかなか効果的な崩しを見せられず決定機まで至らず、前半は0-1で終了した。
1点のビハインドで後半を迎えたブライトンは、ララナを下げてジョアン・ペドロを投入。すると54分、ドリブルで切り込んだギルモアがペナルティアーク手前で倒されてFKを獲得。これをダンクが直接狙ったが、このシュートはGKピックフォードの好セーブに防がれた。
後半もボールの主導権を握るブライトンだったが、75分に再びピンチ。ボックス右から侵入したハリソンのクロスのこぼれ球を拾ったマクニールがペナルティアーク右横から左足を振り抜いたが、このシュートはゴール右に外れた。
対するブライトンは84分、ダフードのサイドチェンジをボックス左横で収めた三笘がハリソンをかわしクロスを供給すると、ヤングにディフレクトしたボールがGKピックフォードの上を越す絶妙なループシュートとなり、そのままゴールに吸い込まれた。
終盤にかけて猛攻を仕掛けたブライトンだったが、最後まで追加点は生まれず。試合は1-1でタイムアップ。ブライトンは三笘のオウンゴール誘発で何とか追いついたが、リーグ戦5試合未勝利となっている。
