堂安フル出場のフライブルクが2部相手にまさかの敗戦…3季ぶりの2回戦敗退に【DFBポカール】

[写真:Getty Images]

堂安律の所属するフライブルクは1日、DFBポカール2回戦でパーダーボルンと対戦し1-3で敗戦した。堂安はフル出場している。

昨季ベスト4敗退となったフライブルクが、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で12位のパーダーボルンをホームに迎えた一戦。フライブルクの堂安は[3-4-3]の右MFでスタメンとなった。

フライブルクは開始早々に失点を許す。4分、レイペルツのパスをボックス左に駆け上がったムスリジャがダイレクトで折り返すと、ゴール前でボールを収めたビルビヤがシュート。右ポストの内側に当たったボールがそのままゴールに吸い込まれた。

先制を許したフライブルクは11分、ヴァイスハウプトの左クロスから堂安がシュート。さらに25分には、ボックス右深くまで切り込んだエッゲシュタインの折り返しからグレゴリッチュに決定機が訪れたが、共にシュートはGKボエヴィンクのセーブに阻まれた。

決定機を生かせなかったフライブルクは、33分にセットプレーから失点する。ペナルティアーク右横でグルデがコンテを倒してFKを与えると、ムスリジャの直接FKがゴール右に決まった。

2点を追うフライブルクは、後半開始からアダムとグルデを下げてホーラーとラインハルトを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはアウェイチーム。56分、グリマルディのサイドチェンジをボックス右手前で受けたコンテが縦に切り込みクロスを供給すると、ゴール前でフリーのビルビヤがゴールに流し込んだ。

リードを広げられたフライブルクは69分、左CKの流れからホーラーが放ったシュートのこぼれに反応したエッゲシュタインがボックス右からダイレクトシュート。クロスバーの内側を叩いたボールはそのままゴールネットに吸い込まれた。

その後も猛攻を仕掛けたフライブルクだったが、最後まで追加点は生まれず。1-3で敗れたフライブルクは3季ぶりの2回戦敗退となった。

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